kinto-unのブログ

中国の小さな会社で働くkinto-unの徒然日記

紙の本と電子書籍

iPadが初登場した頃、何回目かの電子書籍ブームみたいな状況が起きた。

そして、いつも「紙の本は無くなってしまうのではないか」というお決まりの二元論

もちろん、どちらも共存する。但し、ある程度電子書籍に紙の本の市場が奪われる、ということだと思う。

ただ、【本を読む(そこで得た教養なりを咀嚼する)】というためには、"ディスプレイに表示された画像イメージ(文字)"よりも、"紙"という実物を手で持つ(体表に触れさせる)方が脳が納得するように思う。
まず、直感でそう思う。
ディスプレイも手で触れていることに変わりはないのだが、木材から作られた紙とは、その温かみみたいなものが違う。

セラピーなどでも(昔から「手当て」と言われているように)手を当てること、触れることによって心身が癒されたりするのと同じで、ある種の脳への刺激がある。

せっかく読書に時間を投資したなら、きちんと脳に吸収させたい。

ならば、"本を読む"ということは(単に目で追っているだけでよい読み物は別として)、しっかり紙に触れながら読むことが良いように思う。