kinto-unのブログ

中国の小さな会社で働くkinto-unの徒然日記

「これ描くのに1カ月かかったかもしれない」という鉛筆の線の方が力ある

「この会場のブースを見て思ったのは、みなさんがたが、なまじ現在の技術を手に入れてしまったのでかなりきれいにまとまっているのだが、力が見えないんです。メジャーになるサムシングがない。

そのサムシングは「俺が、私が一番やりたかったのはこれなんだ」というものが張り付いていない気がします。特にCGは手描きよりきれいに仕上がりすぎます。ルックスの良さでごまかされていませんか、ということがすごく気になっています。

そうなると「これ描くのに1カ月かかったかもしれない」という鉛筆の線の方が力ある。PCのコピーで済ましているようなものとの違いは何なんだというと、生身の皮膚感を持った作品には勝てません。デジタルワークの一番恐い部分は、きれいになってしまう、動きが良くなってしまうことでごまかされていることです。」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/31/news118.html

素直に感動・・・。